神戸・三宮の東遊園地では、追悼行事「1・17のつどい」が開かれた。灯籠の揺らめく光がかたどる「よりそう 1・17」。阪神・淡路大震災発生時刻の午前5時46分、参列者は黙とうした。神戸市東灘区で母規子(のりこ)さん=当時(34)=と弟翔人ちゃん=当時( ...
17日午前、兵庫県内各地で営まれた追悼の集いでは、阪神・淡路大震災で家族や友人を失った人らが静かに手を合わせ、祈りをささげた。震災後に生まれた世代の姿も目立った。亡くなった人へいま伝えたい気持ちや、思いをつなぐ覚悟を、訪れた人に聞いた。
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最愛の息子を思い、今年も神戸を訪れた。香川県の小豆島に住む三枝(さいくさ)秀樹さん(79)と宣子さん(77)は、甲南大文学部2年だった長男の秀彰さん=当時(20)=を亡くした。神戸に憧れを抱いていたという秀彰さん。「生きていれば今年50歳。どんな人に ...
「おばあちゃん、会いに来たで」。神戸市長田区日吉町で起きた火災で、祖母の桑野寿美子さん=当時(69)=を亡くした孫3人が17日、神戸市中央区の東遊園地をそろって訪れた。孫たちは震災当時、小学生から高校生で、焼け跡で寿美子さんの骨を拾った記憶も残る。こ ...
神戸・三宮の東遊園地。灯籠による「1・17」の文字が浮かび上がった。オレンジ色のともしびが、いつにもましてやわらかく感じる。午前7時現在の来場者は1万1千人。昨年より5千人増。記憶をつなごうとする人々の姿が、そこにあった。
2004年のスマトラ沖地震ではスリランカにも大津波が押し寄せ、3万5千人以上が死亡・行方不明になった。被災した南部のビーチリゾート、ヒッカドゥワの沿岸部に3年後、地元の女性が「津波写真博物館」を開設。震災から20年が過ぎた今も、観光客らに当時の惨状を ...
30年前のきょう、私は小学2年生でした。古い木造2階建てアパートの1階に私と両親、年子の弟陽平、1歳半の弟翔人の家族5人で住んでいました。震災で2階部分が落ち、1階はつぶれました。父と陽平と私は隙間にいて奇跡的に助かりましたが、母と翔人は洋服だんすの ...
ライバルが次々と失脚し、ベトナム最高指導者の共産党書記長の座をつかんだトー・ラム氏。2024年8月の就任早々、高速鉄道や原発建設など巨大事業に加え、省庁再編の着手を矢継ぎ早に決め「2桁成長」を目指す。ただ公安一筋で経済政策や外交の経験は乏しい。トラン ...
17日午前1時50分ごろ、兵庫県明石市大久保町谷八木で、建築資材置き場の倉庫から火が出ているのを近くに住む女性が見つけ、119番した。同市消防局によると、鉄骨プレハブ造り2階建ての倉庫が全焼したほか周辺の建物にも延焼し、民家3棟が全焼、別の民家4棟の ...